fbpx

KANEKO Chalin 音楽好きのつぶやき

音楽好きのつぶやきVol.23  Little Peace in C for U - ミシェル・ペトルチアーニ&ステファン・グラッペリ

KANEKO Chalin
KANEKO Chalin
My Favorite CD

 春だ!と思って書き始めたのですが、忙しさにかまけて書きあがる前に梅雨に。。。ちょっと季節外れになっちゃったけど、駆け込みで、春に聞きたくなる音楽を紹介してみたいと思います!
 まずは音が鳴った瞬間にここでないどこかへ連れて行ってくれるこの人たちの曲から。

「La Mer」フランス・ホット・クラブ五重奏団

 いやホントに一音目から、パリの屋外のカフェに連れていかれる感じがするのです。ステファン・グラッペリのヴァイオリンはもちろん秋に聞いてもいいものですが、やっぱり春のそよ風を屋外で感じている感じがします。ステファンの演奏を何曲か。

「Them There Eyes」オスカー・ピーターソン & ステファン・グラッペリ

「Little Peace in C for U」ミシェル・ペトルチアーニ&ステファン・グラッペリ

 ミシェルのピアノにも僕は春の活力を感じますね。ミシェル自身は大変な障害を抱えた人生だったと思いますが、本当にミシェルのピアノはたくさんの人に活力を与えてくれ続けていると思います。残念ながらライブを見に行ったことはないのですが、ライブで聞きたかったなあと思います。

 エラとルイのこの名盤はほぼ1年中、ずっとずっと何度も何度も聴いていますが、やはり春のお休みの昼下がりにそよ風に吹かれながら(くしゃみは止まらないかもしれませんが)、ビールでも飲みながら聴くというのが、たくさんの聴き方の中の一つの定番になっています。

「Cheek to Cheek」エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロング

 最後に、この人を。ジョニの初期の音楽はロサンゼルス郊外のローレル・キャニオンを強く感じさせるからだろうか、僕には丘と緑とそこを通り抜ける風を感じさせてくれて、それは決して冬でも夏でも秋でもなく、なんとなく春から初夏のような感じがするのです。ローレル・キャニオンには行ったことがなく、映画で見ただけなので勝手な思い込みなのかもしれないですが。これまで何度聞いたかわからないくらい何度も聴いているこのアルバムから。

「Carey」Joni Mitchell And James Taylor

 いつも通り、最後に僕の曲を。春っぽい曲をたくさん書いたので、たくさん紹介しちゃいます!

KANEKO Chalin
KANEKO Chalin
KANEKOの本日の一曲

こちらもオススメ

The Beach Boys - Fun, Fun, Fun
音楽好きのつぶやきVol.5 Fun, Fun, Fun - ザ・ビーチ・ボーイズ

何も考えなくてもいい映画を見るのが好きだ。休日とか仕事を終えた夜とか。もちろん、コメディ映画で笑うのもいいが、アクション映画で興奮するのもよい。007は大好物だ。特に今のボンドのダニエル・クレイグさんのボンドは大好きだ。動きについていくのがやっとなくらいキッレキレで、頭の中が空っぽになっていく。ストーリーは心地よいくらいの複雑さ。 音楽にも同じような感覚がある。ロックンロールは3分以内と言ったのが誰だか知らないが、激しく同意する。というわけで、複雑なアートになっていっていたロックンロールの救世主だったこの ...

音楽好きのつぶやきVol.14 Bruce Springsteen - Born in the USA
音楽好きのつぶやきVol.14 Born in the USA - ブルース・スプリングスティーン

 ウクライナから逃れた子どもがお父さんはウクライナに残ったと言っているインタビューを見た。数週間前までテニスのトッププレイヤーだった人が今は戦っている。僕が普段曲をアップしているBandlabにもウクライナのミュージシャンがいる。ものすごくクールなロックをアップする若者だ。彼が先日Bandlabに兵服の写真をあげた。その後も曲をアップしているから無事なのだとは思う。ちょっと前まで曲を書いてアップしていたのに、彼は今、戦わなければいけないのだ。自分が明日、兵士になるなんてこと、想像もできない。僕が兵士になれ ...

音楽好きのつぶやきVol.18 The Pogues - If I Should Fall From Grace With God
音楽好きのつぶやきVol.18 If I Should Fall From Grace With God - ザ・ポーグス

 「シェイン 世界が愛する厄介者のうた」を見た。いやあ、ヤバい。最近の日本語では“ヤバい”はほぼ“Very”の意味で使われるようになっているが、Shane MacGowanはもともとの意味のほうでヤバい。彼のように生きたいかと言えば、答えはNOだ。かっこいいけど、いや、無理だ。多分、もう映画館での上映は終わってしまっていると思うので、まだの方は配信を待って、ぜひ、見てみてください。5歳から飲酒、高校で薬物中毒、歯を失い、今は車いす。最近、断酒したという噂をちょっと聞いたが、映画の中でずっと飲んでいた。何よ ...

Piano Man - ビリー・ジョエル
音楽好きのつぶやきVol.22  Piano Man - ビリー・ジョエル

 ビリー・ジョエルの1990年のニューヨーク・ヤンキー・スタジアムでのライブ映像(LIVE AT YANKEE STADIUM)を映画館で見た。最高。録音音源もいいけど、ライブがいい。ビリーは根っからのエンターテイナーだ。とにかく、来てくれた人を愉しませたい。バンド全体がそんな感じ。もちろん、曲がいい。ヒット曲のオンパレードなので悪いわけがない。もう何十度目かのビリーのマイ・ブームがやってきたので、今回はビリーの曲を紹介したいと思う。まずは、僕が中学生の頃、兄貴の部屋から借りてきたこのアルバムから。  こ ...

音楽好きのつぶやきVol.10 Otis Redding - That’s how strong my love is
音楽好きのつぶやきVol.10 That’s how strong my love is - オーティス・レディング

ブラジル音楽に興味を持ったときくらいからか、膨大な音楽の海を前にして途方に暮れるようになった。現代の新しい音楽との出会いを探す暇がない。。。ただ年取っただけかもしれない。まあ、100年前の音楽でも初めて聴くときは自分にとっては新しい音楽だから、別に新曲を追い求める必要ないとも言える。村上春樹さんの「ノルウェーの森」に50年以上前に書かれた小説しか読まないという先輩が出てきた気がする。わからなくもないが、やっぱり新しい音楽との出会いは格別にワクワクするし、ピーター・バラカンさんのラジオは毎週聞いている。と、 ...

音楽好きのつぶやきVol.9 Thelonious Monk - Jackie-ing
音楽好きのつぶやきVol.9 Jackie-ing - セロニアス・モンク

Thelonious Monkの前にも後にもThelonious Monkの音は鳴らない。彼の音楽はJazzだとかBe-bopだとかではなくThelonious Monkだ。 たいていの巨人はたくさんのフォロワーを生み出す。だが、どことも陸続きでない、離れ小島のような巨人もいる。その音楽はものすごく多くの人を、そして、ミュージシャンを虜にするのに、それに続く人がいない。というか、続く方法がわからない、もしくは、続けることに意味が見いだせない、そんな感じなのだろうか。 Thelonious Monkはまさに ...

An Usual Miracle - KANEKO Chalin

PR

-KANEKO Chalin 音楽好きのつぶやき
-