
クリスマスにはクリスマスソングが必要だ。とろけるようなロマンチックなクリスマスソングがかかっていない車には恋人と乗るの粋じゃない。とびきりハッピーなクリスマスソングがかからないクリスマス・パーティーなんてクリスマスパーティーとは言えない。みんなが知ってるクリスマスソングがかかってるからクリスマスプレゼントを買いたくなる。クリスマスソングは実に実用的な音楽だ。クリスマスを彩るためだけに存在する。僕にとってクリスマスの時期はたいていこの“A Christmas Gift For You”をかけていれば事足りる。自分自身が音の中に塗りこめられてしまう、もしくは、空間がそのままクリスマスソングになってしまうような感覚。1曲1曲のイメージはほとんどなく、これはアルバムで繰り返し聞く音楽だと思う。が、とりあず、まさにフィル・スペクターというこの曲で。
Apple Muisc
Amazon
ロマンチックなクリスマスを過ごしたいときに効果的なのは、この人だ。しかし、この声はマジックとしかいいようがない。自然に、何の気負いもなく、しゃべるように歌詞を一言一言のこさず丁寧に伝えてくれる。あらゆるイメージがメロディにとけこんでいく。若いころには良さがわからなかったが、いつからかよく聞くジャズボーカリストの一人になった。
「The Christmas Song」ナット・キング・コールクリスマスソングじゃないけど、Nat "King" Cole の“After Midnight” はぜひ聞いてみてほしいです。ザ・ジャズがここにあります。
さて、では、クリスマスソングにクリスマスは必要だろうか。フィル・スペクターのクリスマスのアルバムをクリスマス以外に聞きたいかと言えば、うーん、聞きたくないというか、実際に聞いたことがない。クリスマスソングはやっぱりクリスマス限定だ。という意味で、クリスマスソングはクリスマスを必要としていると言える。(クリスマスなのに理屈っぽい)
ただこの曲だけは僕はクリスマス以外にもよく聞く。いや、クリスマスの時に実用的にこの曲をかけるシーンが思いつかない。クリスマスの時だからこそ世界平和について考えるというのは正しいんだろうけど、個人的にはクリスマスくらいいろんなことを忘れたい。でも、シンプルなのに心を揺さぶるこの曲はいい曲だなあ。
「Happy Xmas (War Is Over)」ジョン・レノンさて、最後に、柄にもなく私がはじめてつくったクリスマスソングを紹介させてもらいます。ロマンチックな曲にしようと思ったのですが、少しジョンの魂がまざりこんでしまった感じで、でも結局、すべてを忘れてロマンチックに戻るというような曲です。よかったら使ってください!
The place even Santa can't reach 作詞作曲:金子茶琳
Shall we book a fancy restaurant?
Shall we gather friends for all night of fun?
We'll drink wine in a cabin in the trees
We'll make love in the place even Santa can't reach
Shall we polish a stone down from a star?
Shall we fly a drone to search for reindeer?
We'll drink wine in a cabin in the trees
We'll make love in the place even Santa can't reach
I wish all can be with someone to love
I wish all can pray for the loving ones
I wish all can have any hope in light of the next day sun
So, let's paint all country’s every battle plane white and red
So, let's put Santa hats on all country’s every powers’ head
So, let's lit a candle at all country’s every child’s bed
And let's make everything has gone
And stare at together all alone
Shall we go to a Presley dinner show?
Shall we watch the fireworks in the snow?
We'll drink wine in a cabin in trees
We'll make love in the place even Santa can't reach
I wish all can be with someone to love
I wish all can pray for the loving ones
I wish all can have any hope in the light of the next day sun
So, let's paint all country’s every battle plane white and red
So, let's put Santa hats on all coutntry’s every powers’ head
So, let's lit a candle at all country’s every child’s bed
And let's make everything has gone
And stare at together all alone
こちらもオススメ
音楽好きのつぶやきVol.5 Fun, Fun, Fun - ザ・ビーチ・ボーイズ
何も考えなくてもいい映画を見るのが好きだ。休日とか仕事を終えた夜とか。もちろん、コメディ映画で笑うのもいいが、アクション映画で興奮するのもよい。007は大好物だ。特に今のボンドのダニエル・クレイグさんのボンドは大好きだ。動きについていくのがやっとなくらいキッレキレで、頭の中が空っぽになっていく。ストーリーは心地よいくらいの複雑さ。 音楽にも同じような感覚がある。ロックンロールは3分以内と言ったのが誰だか知らないが、激しく同意する。というわけで、複雑なアートになっていっていたロックンロールの救世主だったこの ...
音楽好きのつぶやきVol.19 Bang Bang - ジョー・キューバ
暑い!いや、熱い!基本、自転車移動なので、この時期は基本、高校球児かというくらい日焼けしているのだが、先日、昼間に自転車で移動した時、あまりの暑さに脳みそがとけそうになった。。。息を吸えど、吸えど、空気が入ってこない感じ。で、こんな時はもう涼しげな音楽を聞いてもダメだと思い、脳みそが溶ける音楽を頭に浮かべつづけたのです。今回はその時に思い浮かんだ曲を紹介します。 まずはこのバックビートに打たれるたびに、体中のねじがちょっとずつ緩んでいくような、まさに脳みそを溶かすこの曲から。 しかし、Don Drumm ...
音楽好きのつぶやきVol.24 OBI - トゥーツ・シールマンス
桜だなあ、新緑だなあ、紫陽花だなあと思っていたら、気がついたら、何時からでもビールを飲まざる得ないそんな気温に包まれるようになってしまいました。暑いのは大好きなのですが、年を追うごとにしんどさが増して、でも、エアコンに浸っているとそれはそれで体調が崩すという悪循環に陥りそうなので、ビールを扇風機とこの音楽で我慢しようかと思います。まずは、どうしてか、この最初のテーマを聞いた瞬間から、背筋がピンと伸びて、暑さを忘れてしまうんですよね。なんでだろう。 アルバム全体を通して、シャキッとします。このアルバムハ ...
音楽好きのつぶやきVol.1 Island In The Sun - ウィーザー
EmAmDG、シンプルなコードのシンプルな繰り返し。このコードで今までたくさんの曲がかかれてきたのは胸がしめつけられるような郷愁を誰もが覚えるからか。音楽は不思議だ。純粋に音だけで心が動く。このコードで書かれた曲の中で僕が最初に思いつくのはこの曲。Weezerには胸がしめつけられるような曲が多いけどこの曲は極めつけ。ギターのイントロだけで景色から色が失われていく気がする。 Apple Music Amazonhttps://amzn.to/2YDtWKg 最後に紹介する僕の曲のサビの部分で“Swingin ...
音楽好きのつぶやきVol.17 Move - スタン・ゲッツ
本当に久しぶりにブルーノート東京を訪れた。Michel Camiloのソロ。Jazz聞くようになったばかりの頃、彼の“Michel Camilo”を聞いて、その気持ちいいくらいのテクニックに驚愕して以来、彼のピアノは大好きだ。コロナ明けの2年ぶりくらいのブルーノートで聞くアーティストが彼で本当によかった。全身すべてが音楽でできているような人で、弾いている間もずっと笑っていて、曲の最後には必ず「どうだ!」とばかりに立ち上がる。聞いているほうとしては「参りました!」としか言いようがない。自分で弾いているわけ ...
音楽好きのつぶやきVol.16 MADAN - サリフ・ケイタ
今回は声に注目して曲を選曲したいと思う。ジャズも大好きなので声が入ってない音楽もよく聞くけれど、やっぱり「歌」が大好きだ。ジャズの中でも一番好きなのはトランペットなんだけど、それはやっぱり一番、人の声に近いからかなあと思う。声に注目してと言いながら、最初はまるで歌っているようなClifford Brownのトランペットから。 さて次からは人間の本当の声に注目します。この人のどこまで高く突き抜けていく声はやっぱり格別だ。歌を聞いていると、まるで彼の声の翼に乗って空高く舞い上がる。病気になってかつての輝き ...






